最大化の超習慣 「堀江式」完全無欠の仕事術
https://scrapbox.io/files/66fce089823489001c09a54a.jpg
自分に正直になれていないというパターンだ。自分の内面をろくに点検せず、安易にだれかを真似ようとする。いま世のなかで輝いているように見える仕事や趣味にだけ限定して、自分のやりたいことを選ぼうとするわけだ。
でもならばすぐやればいいものを、いまは忙しいからと「いつかやる」タグをつけて脳内に保留してしまう。そして未処理のままタグを溜め続け、「いつかやる」はだんだん「やれたら、やりたい」に変わり、最後には「やりたいことなんて特にないなあ……」と思考停止に陥る。
同調圧力はあなたの可能性を阻む。
才能や技術だけではなく、 15万点とも言われる膨大な作品を量産しまくったからこそ、ピカソは後世に残る画家になりえたのだと秋元さんは教えてくれた。
そもそも徹夜で仕事なんてナンセンスだ。そんな馬力を見せるくらいなら、その仕事を効率的に処理するための工夫に力をそそぐべきだろう。
その日中に、絶対にやり終えなくてはいけない仕事なんていうものはごくごくわずかだ。あなたは一国のトップではないのだ。仕事には軽やかに向き合おう。なによりそれが次のアクションを導くのだから。
だからオリジナリティを追っても意味はない。オリジナリティにこだわって、うんうん唸る時間は無駄だ。大事なのはオリジナリティではなく実現可能性なのだ。 あなたのまわりをよくよく見渡してほしい。あなた好みの、すでに成功しているモデルがあるはずだ。それをまず真似するのである。
そのガジェットは、そのアクセサリーは、その文房具は、その時計は、あなたが生きるのに必要なのだろうか。
刺激的な人と会って遊ぶ。
一にも二にもデバイスにはこだわるべきだ。高価でも最新スペックのものを所持しよう。あなたのパフォーマンスに直結するからだ。 必要なサブスクリプションサービスにも加入しておくべきだろう。そして交際費だ。惜しむと機会損失になる。
あらゆる仕事をスマホでこなす。その習慣を身につけよう。 いまだに日々パソコンと向き合っているひとは、最初のうちは抵抗があるかもしれない。でもそんなのは慣れの問題にすぎない。オフィスにいようがどこにいようが、極力パソコンには頼らないこと。スマホをあなたの仕事机にするのだ。 それができるかできないかで、時間コスパに決定的な差が生まれるのである。
1つの仕事を1つの塊として扱うのは NGだ。そうではなく、あの仕事もこの仕事も
細切れに分割して扱う。
細切れに分割しておけば、すきま時間の程度によってその都度そこにふさわしいタスクを当て込むことができる。あらゆるすきま時間を隈なく使えるわけだ。
とある年老いたアメリカの富豪が「全財産つかって手にしたいものはありますか?」と聞かれたそうだ。その返答はこうだった。「大好きな『ハックルベリー・フィンの冒険』をまだ読んでいない自分に戻してほしい」
人間関係には、そもそも賞味期限がある。 あなたの人生のフェーズはどんどん移り変わっていく。それにつれてつき合う相手も変わっていく。まして苦手な相手なら、すすんで真っ先に断ち切ってしかるべきではないのか。その相手はあなたにとってなんの資源にもなりえない。
収入が多かろうが、少なかろうが、肝心なのはあなたが幸せであることだ。
ぼくは貯金をしない。ぜんぶ使い切る。なににお金を使うのかと言えば、時間、健康、遊び、この 3点である。おわかりのとおり、この 3点はお金がなくても手に入る。お金の使い道なんてせいぜいそんなものだ。 あなたの幸せを担保するのは、健康と良好な人間関係だ。それさえあればなんとでもなる。たかがお金ごときのことで、心をざわつかせるのは滑稽だ。
そうではなく、ぼくがここで言いたいのは、日常の些細なウソである。 一緒に過ごしていてじつは退屈なのに、楽しそうに振る舞う。さして美味しくない料理
さも美味しそうに食べてみせる。べつに感謝していないのに、ありがとうと頭を下げる。
過ぎ去った出来事を悔やんでいる。あるいは、どうなるかわからない未来のことを勝手に心配している。それが大半のストレスの正体だ。
あなたが自分のやりたいことに忠実であれば、いくら密度が高くても負担にはならないはずだ。むしろそこにはかぎりなくストレスフリーな日々が待っている。
すべては移ろう。刻一刻と流れゆく。 ならば、過去や未来にとらわれても意味がないのだ。だれかを恨んでもなにも変わらない。 未来に向けて身をまかせるしかない。
これはとくに男性に言えるのだが、歳を食うと身なりがおろそかになりがちだ。 へたったスーツをまとい、せり出した腹を隠そうともせず、寝起きのような頭髪で街中を平然と歩いている。 身なりだけではない。口を開けば、さも自分が正しいとばかりに会社のグチだ。でなければネットで拾ってきたどうでもいい時事ネタを得意気に披露する。聞かされるほう
ぼくの周りの大仕事をやってのけたひとたちも、みんな一様にタフだ。単純に肉体的にタフなのだ。 たとえ見た目の線が細くとも、いざとなれば無理が利く。そんなタフさがある。
高血圧や肥満体のひとたちを被験者にしてさまざまな運動パターンを試した結果、いちばんポジティブな成果を示したのは、筋トレとストレッチを組み合わせたパターンだった。筋トレだけでもダメ。ストレッチだけでもダメ。